人前で話すということ。それは想いを繋いでいく作業。

 矢野巌さま（会社員）
■今回、どのような目的で体験講座を受講されましたか？
・大きな舞台での発表を控え、他人からの見られ方や話し方などを学ぶため。
・管理職としてメンバーたちと接する中で、改めて自分の立ち振る舞いを振り返るため。

■受講してみて何かヒントは得られましたか？新たに気づいたことがあればお書きください。
声の出し方や話し方、身体の使い方など、誰も指摘してくれないことをプロの目線から的確に指摘してくださいました。分かりやすく要点を抑えてくださるので、短い時間でも幾つか身に着けられる(意識して継続は必要ですが)技術を持ち帰ることもできました。
プレゼンテーションを見ていただくと、話しているうちに自分の伝えたいことが明確に浮かび上がってきました。さらに伝えたいことをどうしたら届けることができるかも丁寧に解きほぐしてくださいました。
このように考えや課題の整理にも非常に役立つものです。
そして何よりヒントを得られたのは、鳥越さんの振る舞いでした。とても優しく柔らかい中に芯が通っています。受講生としては講師に迷いや曖昧さがあると不安を感じてしまいますが、確かな技術・経験・人柄で受け止めてくださいました。

受講中に印象的だった出来事があります。
発音練習中、ごく自然に『できないです』という言葉が出たのです。普段から言わないように心がけている言葉で人にハッキリ『できない』と伝えたのはいつ以来だったでしょうか。この人になら言っても解決に導いてくれると感じていたからなのかも知れません。実際に丁寧な指導で、発声の癖を解決してくださいました。
自信を持って人と接すると相手にどう影響を与えるのか、改めて気付かせてくれるものでした。

■お届けした”5jewelバランスシート”は、今後のお役にたちそうですか？
技術と内面、そこに点数と言葉を加えることで客観的に評価して下さっています。これにより情緒や感覚に偏り過ぎることなく、良かった点や課題点を再発見することができました。内面にも関わってくる講座であるがゆえに、受講後は感情や気持ちが先に立ちます。こうして一度冷静に振り返ることのできるシートは大切であると思います。

■鳥越雅子へのメッセージを頂けますと嬉しいです。
40年で初めての経験ばかり。今も腹式呼吸しながらキーボードを打ってます(笑)
他力という言葉、とても良いものですね。鳥越さんの根底にある誰かの他力にという気持ちがとても響いてきました。
僕もいつもメンバー達に全員野球でいこうと話しています。力を持ち寄ってこそですね。
また、途中でプレゼン資料を見ながら話していて、自分の後ろに誰がいるのかも気付かせてくださってありがとうございました。

信じて背中を押してくれる人たちのためにも頑張れそうです。